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官公庁情報

【ご連絡】韓国による日本産飼料の輸入規制変更について

平成25年11月1日
農林水産省

農水省生産局畜産振興課より韓国政府から在韓国日本大使館に対して我が国から輸入する飼料等に関して、規制措置を変更した旨連絡がありましたのでお知らせします。

変更の内容は別添ファイルにも記載しておりますが、 現行措置として行っている

・4県(福島、茨城、栃木、群馬)産(※1)の飼料について輸入停止
・それ以外の県については、韓国において全数検査を実施

に、以下の措置を追加するというものです。

(変更後の措置)
・H25.10.25〜
セシウムの基準値(現行370ベクレル/kg)を日本の暫定許容値と同じものに変更(※2)
(我が国産の飼料だけではなく、韓国国内に流通するすべての飼料に適用)
・H25.12.26〜
下記の県産の飼料について政府発行の放射性物質検査証明書を要求
○養魚用飼料、魚粉:北海道、青森、岩手、宮城、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、愛媛、熊本、鹿児島
○その他の飼料(牛、馬、家きん等用):青森、岩手、宮城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、山梨、長野

※1 配合飼料に関しては、該当する県に位置する工場で製造された飼料が対象。他も同様。
※2 日本における飼料中の放射性セシウムの暫定許容値 
牛、馬 :100ベクレル/kg
豚   : 80ベクレル/kg
家きん :160ベクレル/kg
養殖魚: 40ベクレル/kg
(ペットフード等、日本に基準がないものは100ベクレル/kg)
      
また、本件について韓国政府からWTO/SPS通報を行う見込みです。

なお、規制措置の変更に伴い、必要となる放射性物質検査証明書の取得方法については、当省のWebページにおいて紹介しております。
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/index.html

韓国の規制強化