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安心・安全なペットフード

ペットフードの安全性確保のための取り組み

ペットフード協会の近年の取り組みについて

ペットフード協会は、前身のペットフード工業会の時代より、ペットフードの製造・輸入・販売に関わる事業者団体として、我が国で流通するペットフードの安全性を確保するために、会員相互の協力のもと、様々な取り組みを行ってまいりました。

  1. ■技術資料の編集・発行
  2. ■講習会の開催
  3. ■国内外の関連情報の収集

平成18年(2006年)の4月に『安全なペットフードの製造に関する実施基準』を業界の自主基準として制定し、会員各社に対し遵守と普及に努めています。

『ペットフードの表示に関する公正競争規約』を運営するペットフード公正取引協議会の活動に協力し、ペットフードの表示の適正化にも取り組んできました。

平成19年(2007年)の6月に『ペットフードの表示に関する公正競争規約』が改訂され、原材料として添加物の表示も義務化されました。これにあわせ、ペットフードの製造に使用される添加物の名称や用途を整理し『ペットフードの表示のための添加物便覧』を発行しました。

平成19年(2007年)、北米でメラミンを含む中国産原料を使用したペットフードによる犬や猫の健康被害が発生し、日本国内の状況と今後の対応を検討するため「ペットフードの安全確保に関する研究会」が開催されました。ペットフード工業会も事業者を代表して参画するとともに、関係省庁に対し積極的な情報提供を行いました。

研究会の報告を受け、その後、平成20年(2008年)の3月に国会に法案が提出され、同年6月に成立、翌平成21年(2009年)の6月にペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)として施行される運びとなりました。

ペットフード安全法の第三条では、事業者の責務として、ペットフードの安全性の確保に係わる知識及び技術の習得に努めることが記載されています。この目的にかなった人材を育成するため、平成22年(2010年)に、『ペットフード安全管理者認定制度』を開始しました。